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むち打ち症は交通事故以外でも…

むち打ちと言えば交通事故?

  むち打ち症状といえば、「交通事故」で起こるイメージが強いのですが、

 
  転倒や、接触スポーツ時に発生する事もあります。



 以前勤務していたところの患者さんで、


 後ろに転倒して頭を打ち、たんこぶが出来たといっていました。


 念のため病院でMRI検査を受けたが異常なし。


 
 しかし、数日後から首が痛くなったそうです。


 私が、「多分むち打ちだから心配ないでしょう。」


 と言ったのですが、


 病院でレントゲンの検査を受けたそうです。



 

画像検査をすると…

 衝撃によって首の部分がむちがしなるように前後に振られるため、首周囲の組織が損傷して発生するのが「むち打ち症」です。


 むち打ち症といえば、交通事故、後遺症、事故直後より後から痛くなるなどといった情報で、皆さんご存知の疾患だと思います。

 
 むち打ち症で検査をしても、特に異常所見はありません。


 ただ、もともとあった頚椎の変性や、椎間板の変性が偶然見つかる事があります。


 その様な画像を見て医師の説明を受けた患者さんの方が、画像検査をしていない患者さんよりも症状が長引くといった研究報告があります。(脳の働きが関与します)

 
 また、余計な医療被曝を増やす事にもなりますし、骨折やその他の重大疾患の可能性がなければ、あまり大事に考えない方がいいかもしれません。


カナダケベック特別委員会の「むち打ち関連障害の診療ガイドライン」の中からご紹介します。 

grade1:頚部の痛み、強ばり、圧痛のみの主訴
               客観的徴候なし

grade2:筋・骨格徴候を伴う頚部主訴

grade3:神経学的徴候を伴う頚部主訴

grade4:骨折または脱臼を伴う頚部主訴


 むち打ちの症状は、無症状なものから骨折、脱臼を伴うものまで様々です。 


 画像検査においては、grade1及びgrade2の患者さんには、CT、MRI、ミエログラフィー、シンチグラフィー、血管造影の適応はありません。


 カナダケベック特別委員会の「むち打ち関連障害の診療ガイドライン」はむち打ちの種々の問題について科学的分析を行ったもので、重症度に応じて治療も異なります。


 詳しくはこちら  ➡️   むち打ち症のエビデンス

 むち打ち症でお困りなら   ➡️   むち打ち症(交通事故)


 




 あおふじ整骨院では、スポーツ交通事故によって発生した慢性痛の治療も得意としています。 



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