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太りたくても太れない人が「どか食い」しても逆効果な3つの理由


あなたやあなたの周りには、
「太りたいけど太れない」という人はいませんか?
 
ダイエットがうまくいかずに悩んでいる人がいる一方で、太れなくて悩んでいる人たちも多くいます。


 食べても太らないと言うと「うらやましい」などと言われがちですが、太れないのもやせることができないのと同じように、本人にとってはコンプレックスだったりします。

 痩せていると「もっと食べなよ」と周りの人に言われがちですが、太れない人にとってはこれが簡単ではないのです。

太るのも簡単ではありません

高校の部活動で運動をやっている選手に、
 
「監督から体重を増やすように言われて無理やり食べているが、全然変わらないんです…」
 
「合宿で沢山食べさせられるのが一番つらい…」

と相談されることもあります。
ある高校の駅伝部の選手は、合宿で朝練の後にどんぶり飯を3倍食べさせられてたそうです。

練習直後に無理やり食べたため気持ちが悪くなり、結局その後もどしたそうです。

これでは体も効率よく作られないし、運動のパフォーマンスも落ちてしまいます。

 食が細い人にとって無理やり食べることはストレスであり、
根性でたくさん食べても食べた分だけ体重を増やせるわけではないのです。

 この記事では太りたい人が太れない理由を考えてみます。

 

努力しても太れない理由

太るか太らないかは、摂取カロリーと消費カロリーの差によって決まります。 

 ● 摂取カロリーが消費カロリーより多い  ⇨  太る 

 ● 消費カロリーが摂取カロリーより多い  ⇨  痩せる 


 これを自分の望むようにコントロールする事が出来れば、自分の理想とする体重に近づくことができるはずです。 
  
 そうと分かっていても太れないその理由は次の3つです。

  1. 食べる量が少ない
  2. よく噛んでいない
  3. 食に興味がない

ではこれらを深掘りしていきます。

1、食べる量が少ない

 当然、食べる量が少なければ摂取カロリーは少なくなります。 

 太れない人の場合、自分では「意識してたくさん食べている」と思っていますが、以外と食べていないことがあります。

食の細い人が 一食をどか食いしても、胃腸に負担がかかってしまいます。

次の食事までにお腹が空かず、結局は1日トータルにするとそんなに食べていないケースがあるのです。


 たとえば、たくさんカロリーを取ろうという思いから、昼食でかつ丼の大盛りを食べたとします。

その時はいいのですが、なかなか次の空腹感こないため間食する気になれず、何も食べないまま時間が経過していきます。 

 結局は空腹感が出ないまま時間が経過していき、お腹が「グゥー」となった頃に時計を見ると、もう夕飯の時間が近いことに気が付きます。

今食べてしまうと夕飯があまり食べられなくなる、と心配になってしまい間食はしません。
  
このように、一食の食事量を増やしたころで、1日トータルの摂取カロリーを増やすことができなければ、やはり太れません。


2、よく噛んでいない

 ダイエットのためには、「よく噛んで食べる」のが良いと言われます

よく噛む事によって満腹中枢が刺激され、早く満足感が得られるために食べすぎを抑えることができるからです。 

 よく噛んで食べると、唾液中のアミラーゼという消化酵素がデンプンを分解して血糖値を上げます。

血糖値が上がると脳の満腹中枢が刺激され、早く満腹感を得ることができるのです。 


 では、太りたい人はよく噛まずに急いでたくさん食べればいいのでしょうか? 

 それは違います。 

 太れない人の多くは胃腸が弱いため、食べたものを効率よく消化吸収できていません。

消化吸収を素早くするためにはよく噛んでアミラーゼを大量に分泌させる必要があります。
 
 また、よく噛むことによって満腹感を得ることができるため食べ過ぎを防ぐことができ、胃腸の負担を減らすことができます。 
   
 太りたい人も痩せたい人もよく噛んで食べましょう。 


3、食に興味がない

 ここまでに書いたように、しっかり食べているつもりでも、間食できないために1日の摂取カロリーが少なかったり、一食をどか食いしたためにお腹が空かず、次の食事量が少なくなるといった傾向があります。

 太れない人は食べる事にあまり興味がなく、食べることを忘れていたり、食事の時間にお腹が空かないため簡単なもので済ませてしまうことがあります。 

 フィギュアスケートの羽生選手はもともと食に興味がなく、放っておくと全然食べないため体調管理が難しかったそうです。 


ウェイトアッププロテインを利用する

太れない人は、「たくさん食べなければ太れない」と思っていても食べることができません。 

 食の細い人は、プロテインで栄養補給するといいでしょう。

 プロテインはアスリートが筋肉を増やしたり、パフォーマンスを上げるために摂取する食品というイメージがあります。

プロテインには様々な種類がありますから、痩せたい人向けはもちろん、太りたい人用に糖質を多く含んでいるものがあります。 

 しかし、ウェイトアッププロテインを飲んだけど全然太れなかったという人もいるのではないでしょうか? 

  太れない人は、「さっきプロテインを飲んだから…」と安心し、食事や間食を減らしたり抜いてしまうことがあります。 

 せっかくプロテインを飲んでも、その分食べる量を減らしてしまっては、太ることはできません。 


 プロテインを牛乳200mlに溶かして飲むと、250Cal以上を摂取することができます。

運動後と寝る前に1杯飲むようにすれば、摂取カロリーが1日あたり500Kcal増えるわけですから、食事量を保ちつつ飲み続ければ理論的には体重は増えていくばずです。

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まとめ

 たくさん食べても太れない人は、自分では食べているつもりでも、実際は消費カロリー以上に食べていなかったり、胃腸が弱いため食べたものが効率よく消化吸収されていない場合があります。

また、食に興味がないことから、プロテインを飲んでもそのことで安心してしまい、食事や間食を減らしてしまう傾向にあります。

まずは摂取カロリーを増やすこと。

ただし、体重を増やしたいからといって、単純に多くの量を食べるのではなく、胃腸に負担をかけないことや、食べた物をしっかりと消化吸収できる食べ方を意識し、加えてプロテインを利用するのがいいと思います。



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あおば秀樹🦴ほねつぎ院長

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