腰椎分離症でお悩みの小学生の経過

 先日のブログでも紹介した腰椎分離症でお悩みの小学6年生男子。


 2回目の治療に来院してくれました。


 前回初診時はこのような様子でした。


  • 病院で腰椎分離症と診断された
  • 痛みで野球の練習ができない
  • 腹筋、背筋をつけるしか方法はないと言われた
  • 前屈、左側屈で痛みが増す
  • 痛いのは、左股関節前面と左膝

 前回施術後には左側屈の痛みはなくなり、前屈の痛みは残りましたが可動域は増えていました。



良い変化

 今日は1人で来院だったので、本人に症状を聞いてみると…


「変わりない」との返答。


 ですが、何か変化があるだろうと問診と検査をしてみたところ、


  • 前屈が前よりできるようになった
  • 側屈の痛みがなくなった
  • 膝の痛みがなくなった
  • 野球は痛みなくできている

 前回の症状と比較すると、1回の施術でかなり改善されています。


ネガティブな症状

 初診の検査では、立位の前屈はほとんどできていませんでした。



 今は手が膝に届くくらいに改善しています。


 
 しかし、本人にしてみれば、



 「昔は手が床にベッタリついていた」との事。



 もう1つ、痛みのため長座位ができないとの事でした。


 今痛みが出るのは、体幹が前屈位になった時だけ。



 あとは野球をしている時も含め痛みが出ることはないようです。



 人は、今痛いところや悪いところに注目してしてしまい、良くなったところに気づかないことがあります。



 そして、慢性痛患者には〝ゼロか100〝という極端な考え方が特徴としてあります。




 「以前のようにできない」という考え方が「これでは何も変わらない」という考え方になることもあります。


 神経バランスを整えるためにアクティベータを施し、


 施術後に前屈での疼痛が残っていたので、EFTタッピングを行いました。



 タッピング後には痛みの位置が少し移動し、「ジンジン」の痛みが「ジーン」に変わったようです。



このような少しの変化に気づくことも大切と言えます。



 最後の検査では、前屈で膝と足首の間まで指が届くようになっていました。




 痛みの感じ方においては、痛い場所の他にも「脳の働き」が関わっていることが分かっています。



 分離症があるからとかやれないことに注目して不快な感情が続くと、脳の痛みの部分、「扁桃体」の興奮が鎮まらなくなります。脳の機能は低下して痛みを鎮めるシステムも働かなくなってしまいます。



 〝腰椎分離症があるから痛みが良くならない〝というような思い込みをなくし安心をあたえること。

 扁桃体の興奮を鎮めることも痛みの解消には大切と言えます。