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腰痛のトリアージ

腰痛を3色に分類

危険な腰痛はわずか

 皆さんこんにちは。


 世界の腰痛ガイドラインでは、腰痛を「赤、黄色、緑」に分類しています。


 赤(レッドフラッグ)       重大病変の可能性 (全腰痛の1〜5%)
 緑(グリーンライト)        自己限定性疾患    (全腰痛の95〜99%)
 黄色(イエローフラッグ) 心理社会的因子    (発症、慢性化、再発の原因)


レッドフラッグ
 生命を脅かすような重篤疾患や緊急手術を要する疾患(悪性腫瘍、脊椎感染症、骨折、馬尾症候群など)  
 

グリーンライト
 20歳〜55歳で発症した動きによって変わる痛み。(非特異的腰痛)
 腰痛よりも片側の脚に痛み、シビレ、筋力低下が起こる。(神経根症状)

 
 全腰痛患者の85%以上は原因を特定できない非特異的腰痛と言われています。



イエローフラッグ
筋骨格系疾患の発症、慢性化、再発に大きな影響を及ぼす危険因子。(態度と信念、行動、補償問題、診断と治療、感情、家族、仕事。)
 
 

論文によると


画像検査で確認できる脊椎分離症、すべり症、変形性脊椎症ショイエルマン病などは腰痛と無関係(van Tulder MW.et.al.spine,1997) 

 非特異的腰痛(原因不明の腰痛)全腰痛患者の80%〜90%を占めるが、そのうち90%は6週間以内に自然治癒します。 

 神経根症状(片脚の痛み、シビレ)は全腰痛患者の5〜10%を占めるが、50%が6週間以内に自然治癒します。(Frymoyer JW,N Engl J Med, 1988) 

     (治らない人はイエローフラッグのせい?)



大部分の腰痛は回復する

 つまり、本来なら「腰痛の95%〜99%は治る」


ということを分かって頂きたいと思います。


 
 本来なら風邪やすり傷のように治るはずの腰痛が、


 どうして長引いたり再発したりするのでしょう?

 
 
 これには様々な要因があるのですが、前にも述べたように日本の腰痛は年々増続けているのです。


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