子どもが手を使わない


5歳前までの子どもが手を使わないとき、肘の亜脱臼が疑われます。(肘内障)


明らかな転んだ、強く打ちつけたなどの原因がなく腕を上げないのであれば、肘内障を疑い整復します。

よくある原因は?

肘から下に引っぱられる力が加わり発生します。

たとえば…

  • 手を持って急に引っぱった
  • 寝がえりで腕が下になった
  • チャイルドシートから抜け出そうとした

このようなきっかけで受傷することがあります。


肘内障が疑われるとき

「腕を下げ痛めた方の手を使わない」
「手に触ろうとすると嫌がり泣きだす」

この様な特徴がありますので、当院にご相談ください。

  • 肘内障であれば、レントゲン検査は必要ありません
  • 整骨院ですぐに整復しその日で施術は終了します
  • 何度かくり返す子もいますが癖になるわけではありません

施術後は…

整復後すぐに痛みはなくなりますので、固定をしたりする必要はありません。


骨の成長が未熟なうちは手を引っぱると抜けやすいのですが、5〜6歳になり骨が成長すると抜けなくなります。

病院では、必要がない場合でもレントゲン検査をすることがあります。(もちろん転んだりしてハレが大きいような時は検査が必要になります)

それに、病院は待ち時間が多いので、早く痛みから解放してあげるためにも、このページを見て肘内障の可能性が高いと思われたらすぐ当院にご連絡ください。