院長プロフィール


あおふじ整骨院 院長 青葉 秀樹
 青葉  秀樹
昭和49年 山形県遊佐町生まれ
平成 8年  札幌大学経営学部経営学科卒業
平成19年 さいたま柔整専門学校卒業
同年 さいたま与野整形外科医院 室長
平成23年  春日部市内整骨院 院長
平成27年  北本市内整骨院勤務を経て、5月あおふじ整骨院開院 
 
 
その他・経歴 ・資格 ・ 活動
 柔道整復師(国家資格)
    全日本スキー連盟準指導員
 柔道三段 (修盟館所属)
                         
アクティベータメソッド・セミナー受講
 TMSジャパン・セミナー受講
 EFT ジャパン・セミナー受講
脳に教えれば腰痛は楽になる
院長著書

著書 「脳に教えれば腰痛は楽になる」

   腰痛患者の感情
腰痛が慢性化しやすい人の思考
   心と痛みを癒す方法
   腰痛の原因を徹底解説!

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腰椎分離すべり症の私が学んだ腰痛対処法

私を悩ませた腰痛の始まり

今でこそ健康で痛みのない私ですが、30歳代後半5〜6年の間、ひどい腰下肢痛に悩まされたことがあります。


 生まれてから33年間、腰痛をはじめとする身体的な痛みとは無縁でしたから、当然自分の腰の状態は良好なのだと思っていました。

 

 そんな私の腰に異常が見つかったのは、当時勤務していた病院で健康診断の際、腰のレントゲン撮影をした時のことです。
 
 何気なく撮った腰のレントゲン写真に「腰椎分離すべり症」が見つかったのです。 
 

腰椎分離症が見つかり痛みが始まった

 まず、私の抱えている腰椎分離症について簡単に解説します。


 腰椎(背骨の腰部分)は5つの骨が積み木のように積み重なった構造になっており、それぞれの骨は強力な靭帯によって補強され、多少の衝撃が加わってもそう簡単には動きません。

 ところが、その骨が疲労骨折して連続性が絶たれると、下位の骨に対して上位の骨が前方にすべり移動します。

 こうして上下の骨同士が前後にずれた状態を「腰椎分離すべり症」といいます。


 私の腰椎は、5番目の骨に対して4番目の骨が大きく前方にすべっている状態でした。

 これまで一般的に言われてきた医学的な見方をすると、すべりが進行すれば神経の通り道は狭まり神経は強く圧迫されて、いつ症状が出てもおかしくない状態といえます。


 33年間全く腰痛を経験したことのない私でしたが、健康診断で検査を受けたことから変形が見つかり、その瞬間から「腰椎分離症」という病気を背負うことになったわけです。

 それから1年後、立っていると痛みやしびれが強くなり、座ると楽になるという典型的な症状が現れました。
 1年前に確認した変形を思いだし、すべり症による圧迫が強まり痛みが出たのだとすぐに頭に浮かびました。

 こうして私は、「すべり症の痛みだから、手術をしなければ一生なくならない」という考えと、将来に対する不安を抱えながらの生活を送ることになったのです。


「腰椎分離すべり症があるから痛い」は妄想だった

 当時の私と同じような条件であれば、どの病院で検査を受けても「腰椎分離すべり症によって神経が圧迫されて痛みが出ている」と説明されることは間違いないでしょう。

 長い間、このような考え方(神経圧迫理論)が正しいとされてきました。(今もこの考えの方が主流です)

 しかし、脊柱管が狭くなり神経が圧迫されても、「痛い人」と「痛くない人」がいることが研究で分かっています。
 それに、歩いているうちに痛みしびれが強くなる間欠性跛行は脊柱管狭窄症の特徴ですが、実際には、脊柱管が狭窄されていても無症状で、いくらでも歩ける人がいます。

 その一方で、骨に全く異常がないのに間欠性跛行であまり歩けない人がいるのです。


 私の場合、30歳代に症状が出ていたころは、「すべり症があり痛みがある人」でした。
 しかし、症状がなくなった現在は「すべり症があるのに痛みがない人」です。

 腰椎分離すべり症があるという現実が変わらなくても、痛みは完全になくなり再発もしていません。

 このように、脊柱管狭窄症と痛みしびれとの間に相関関係がないことからも、レントゲンやMRIの異常所見から症状の有無を知ることは誰にもできないのです。


 私はそのことを知り、辛い痛みしびれから解放されましたが、重度のすべり症は今もそのまま存在しており、このことからも、「腰椎すべり症(変形) = 痛みしびれ」と思っていたのは、私の妄想だったことが分かります。


ネガティブな妄想が痛みの引き金になる

 長引く痛みの原因は痛い場所になく、「脳」にあるという考え方が一般的になってきています。脳の痛みを鎮めるシステムが不具合を起こすと、痛みを過敏に感じるようになるのです。

 その原因となるのが、「不安や恐怖」といった感情や心理的ストレスです。

 私たちは痛みを感じると、「もっと悪くなるんじゃないか」「悪い病気じゃないか」などと考え不安になります。このような不快な感情は脳内の痛みの興奮を強め、身体をこわばらせ、脳内の痛みを抑えるシステムにも影響を及ぼします。

 そして、症状が回復に向かわず長期にわたると、いつも痛みのことばかり考えるようになり、イライラしたり悲しくなったりするのです。


 「私は腰が悪い」「運動しないせいだ」「悪い病気が隠れているかも」「私ばかりついてない」「痛いから何もできない」「屈んで腰に負担をかけてはいけない」「この痛みのせいで家族に迷惑をかけている」


 このように、痛みが長引く人には物事をネガティブに考える傾向があり、このような認知のゆがみから行動にも影響がでてきます。

 悪化するかもしれない不安から腰を過剰に守り、気持ちが落ちこみ外出しなくなるなど、自分のルールにとらわれてできないことややれないことが増えてきます。


先入観を手放す

 私もそうでしたが、「手術をしなければ治らない」「腰に負担をかけてはいけない」といった先入観が強すぎると、物事をマイナスに考え活動量が減ってしまうものです。


 実は、そうした不快な感情が脳の働きを低下させ、行動にまで影響を与えています。


 私はそのことを知り辛い痛みから解放されました。
 元のように身体を動かせるようになり、その後再発もしていません。


 今は良い施術法ともめぐり逢い、多くの患者さんのお悩みを伺いサポートしています。

 
 1つの考えに固縮せず柔軟に考え行動することが、心や身体の痛みを早く癒し、健康的な生活を送るキッカケになるのだと、私自信が体験して気づくことができました。

 このあおふじ整骨院で、多くの人にこのことをお伝えし、一緒に問題を解決していくことができたら嬉しいと思っています。



  

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