以前、腰の痛みで通院していた70代の男性。
ずっと首の不調は訴えていませんでした。
ある日、その患者様が首の不調を訴えて来院されました。
前日テレビで頚部脊柱管狭窄症が非常に危険な難病であるという特集を放映していて、
それを見ていたら自分も以前同じ診断をされたのを思い出し不安になったそうです。
そのせいか分からないが、今朝から首の調子が悪いとの事でした。
テレビでこういった番組を見たため過度に心配してしまい、症状が悪化してしまう方がいます。
例えば、首の疾患を過度に怖がり首や肩周りを動かさなくなったとすると、
その周辺の筋肉や骨は衰えていき痛みは悪化、更に動かすのが億劫になります。
次第に気持ちも落ち込んできて家にこもりがちになる方もいます。
テレビで情報番組を見る
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自分に当てはめる
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不安感、恐怖感
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脳のペインマトリックスが活性化
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脳が機能低下を起こす(脳が痛みに過敏になる)
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痛み出現
脳内ではこのような事が起こります。
幸いこの方は、毎日スポーツジム通いをしている前向きな方で、
「狭窄症が1日や2日で進行して症状が出る事はないですよ。」
とお話すると、「言われてみるとそうですね」と納得し、
症状は少しすると治りました。
不安や恐怖を脳に与えないためにも、
このような情報は避けるように心がけましょう。
あおふじ整骨院では、スポーツや交通事故によって発生した慢性痛の治療も得意としています。
当院では、
施術は院長が行います。
予約優先制となっております。
交通事故のトラブル等には法律事務所をご紹介します。