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ヘルニアやすべり症が痺れの原因?

椎間板ヘルニアや狭窄症はあたりまえ

 当院には、手や足のシビレでお悩みの方が多く来院されています。



坐骨神経痛(臀部〜足のシビレ)の原因としてまず思い浮かぶのは、腰椎椎間板ヘルニアではないでしょうか。


 
 しかし、腰痛のない健常者をMRIで調べると、8割近くの人にヘルニアが見つかります。


 椎間板の変性は、成長期の子供の頃から始まっていることが研究で明らかになっています。


 椎間板の変性やヘルニアは誰にでもあるもので、異常な変化とは言えません。


 
 もう一つ、下肢の痺れの原因とされている腰椎すべり症です。

 腰椎すべり症は、健康診断群の203名中4、3%、急性腰痛群207名中2、9%、慢性腰痛群200名中4、0%に見つかりました。(Blgos SJ. et al,clin Orthop, 1992)


 すべり症をはじめとする腰椎の変形も、腰痛群と健常者群とを比較して統計的な差は認められませんでした。


 椎間板のヘルニアやすべり症は痛みやシビレの原因とは言えないようです。



シビレの原因

手や足が痺れるのは、


椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、胸郭出口症候群などが原因で


神経が圧迫されることによって起こると考えられ、


その様に信じている患者さんが大多数だと思います。 



 しかし、神経の圧迫が痺れの原因ではなく、


硬くなった筋肉や交感神経の働きによって血行が悪くなった神経が軽い酸欠状態となり痺れが発生します。 


 長時間正座をしていると足が痺れてきますが、


これも足の筋肉が圧迫されて血行が悪くなった組織の酸素が不足して痺れが生じます。


 検査でヘルニアや狭窄症が見つかってもあまり心配することはありません。








 あおふじ整骨院では、スポーツ交通事故によって発生した慢性痛の治療も得意としています。 



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