痛みには、どこかに足をぶつけた時にまず感じる鋭い痛みと、少し遅れてから感じるズーンとした鈍い痛みの2種類があります。
最初に来る鋭い痛み ⇨ 1次痛
遅れてくる鈍い痛み ⇨ 2次痛
と呼ばれています。
この二つの痛みは脳に伝わる経路が違うのですが、それぞれの痛みを感じる受容器について見てみます。
1次痛は「高閾値機械受容器」という感覚受容器で感じられます。
刺激の強さがある値以上になると興奮が起こる、その境界になる値のことを「閾値」といいます。
つまり、この受容器は強い刺激にだけ反応するということを指しています。
この受容器からの情報は素早く脳に伝わり、「1次痛」を引き起こします。
2次痛は「ポリモーダル受容器」という痛み受容器で感じられます。
認識性が低く、どの部分が痛いのかあまりはっきりしないような痛みです。
高閾値機械受容器は、組織が傷つくような強い刺激を受けてはじめて信号を出し始め、刺激の強さに応じて信号も強くなります。
一方、ポリモーダル受容器は、身体が傷つかないような弱い刺激から信号をだし始めます。
このように、痛みには種類がありそれぞれが脳に伝わる経路も速さも違っています。
痛みの伝わり方については、また次回以降書いていきます。
《参考文献 熊澤 孝朗著 痛みを知る》
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