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考え過ぎは治りに影響します

 昨日のブログで書いた、


 股関節から膝にかけての痛みで来院された患者さんが本日も来院されました。


 
  様子を伺うと、


 仕事をしていたら、だんだんと痛くなってきたそうです。



 昨日、ももの筋肉をほぐした後から今朝までは楽だったようでした。


  
患者さんには昨日お話しておきましたが、


硬くなった筋肉を一時ほぐしてもまた硬く戻ります。



 これは、慢性痛の特徴なので、


筋肉を緊張させている原因がなくなるまで繰り返されます。


 こういった症状に、当院ではアクティベータ施術をお勧めしていますが、


この患者さんは手技療法でしばらく様子をみたいとのことなので、


本日も同様の施術を行いました。


股関節の構造異常

 患者さんは、この痛みの原因が股関節の構造的な異常であるとの思い込みをまだ取り去る事が出来ません。


 画像検査をして手術を宣告されれば当然の事とも言えますが、


これでは回復までに時間がかかるでしょう。



 足を外転(外に開く)させた際に、


右の大腿筋膜張筋の筋腹部に痛みが出ていました。


 この動きに抵抗をかけた時も同じところが痛み、力が入らないようでした。



 「股関節が悪いんです」


 患者さんは思い込んでいるのでこのように言いますが、


 大腿筋膜張筋を押すと痛みがあり、


「そこが痛くなるんです」との事でした。



 私が「ここには関節部ではなく筋肉ですよ」と言ったところ、


少し納得できたようでした。


痛みに注目

 患者さんは、いつも股関節の痛みを気にしながら生活をしているそうです。


 痛みについてくよくよ考えたり、


頻繁に話題にする患者さんは自らの症状を悪化させるといった研究報告があります。


 痛みに関連した言葉やイメージをするだけで、


脳の痛みを認識する領域が活性化するためです。




 痛みの原因は様々なので、次のような事も考えられます。




仕事で重いものを持つと痛くなるといった事が脳に記憶されていて、


仕事で重いものを持つ事が条件反射となり痛みが出ている事も考えられます。

(患者さんは腰の椎間板が潰れているので、病院の先生から重い物を持たないように指導されています)


 患者さんは、今月いっぱいで仕事が終わるそうなので、



来月仕事を辞めた時から症状が改善することも考えられます。



 慢性痛が良くならない原因は様々なので、


 
 とにかく、この患者さんの痛みを抑える回路がしっかりと働くようアドバイスしていきます。




膝痛    /     股関節の痛み  /    痛みと脳の変化






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