痛みの感じ方は人それぞれに違うため、外から見てもその痛みの程度を正確に知ることはできません。
杖をついていたり足を引きずったりといった疼痛行動を見ても、本当の辛さは本人以外分からないものです。
しかし、身近な人の痛みに共感したり、痛い場面をイメージするだけでも脳は痛みを認識していることが分かっています。
病気や怪我などによって生じる身体的な痛みと、不安や悲しみによって起きる心の痛み。一見違うように思えますが脳にとってはどちらも同じ痛みです。
健常者16組のカップルを対象にパートナーの手に電気刺激を与える場面を見せて脳の活動を観察。すると、パートナーの脳内でも痛みの部分が活動していました。
愛する人や身近な人が痛みを感じているのを見ると、その人の脳内でも痛みの部分が活動します。
脳にとっては現実も想像も区別がつかないため、痛みや恐怖を想像するだけで脳の痛みの部分が活性化しました。
痛々しい場面や恐怖心を刺激する写真を見せて自分の身に起こっていると想像するだけで、脳の痛みの部分は活動します。
痛みについてくよくよ考えたり頻繁に話題にしたりする患者は症状を悪化させることが分かっています。
脳は、現実と想像の区別がつかないため、痛みに注目している頻度が多ければ脳の痛みの領域は活発になります。
痛みから意識を他に向ける練習をして少しずつ脳の癖を変えていきましょう。
良くなったところや楽しい事に目を向けて脳を安心させることができれば、痛みは早く回復していきます。
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