3ヶ月を経過しても痛みがなくならない慢性痛。
痛みが長引いている人の多くが、動くと悪化してまう、痛みがなくならなければ歩けないといった極端な考えにとらわれています。
慢性痛患者は、0点か100点かという極端な考え方をしてしまう特徴があります。
そのため、80%痛みが回復してもまだ痛みが残っているから歩けないという判断をしてしまいます。
このような認知の歪みの一つに「全か無か思考」があります。
-
散歩をしても10分で痛みが出てしまうので歩くのを避けている
-
ある程度動けるが、昔のようにはいかない
このように完璧を求めてしまうあまりに残った症状にのみ注目してしまい、「動ける範囲で動いてみよう」という前向きな考えができません。
全く動かなければ何も変化はおこりません。全く動かないゼロよりは20でも30でもいいので行動に移すことがいいのは確かです。
具体的な根拠のない自身の悲観的な考え方が正しいと結論づけてしまうと、それが信念のようになって、他の情報は無視してしまうようになります。
痛みが完治しなければ仕事はできない、関節が悪いからこの痛みはなくならないなどの強い思い込みによって日常生活に影響を及ぼすようになります。
たとえ運動によって痛みが緩和されるといった情報があっても、自分の痛みは抑えられない、痛みがあるから運動できないといった信念が強ければ、運動することもできません。
体は衰え気分も落ち込み痛みが増すといった悪循環に陥ります。
痛い時に動いていいのか悪いのか迷ってしまいますが、動ける範囲で動く人は早く回復します。身体を動かしたり作業をすると痛みが強くなると思い込み、身体を守りすぎると体は衰え、悲観的な考えによって生じる脳の機能異常から痛みが強くなることもあります。
運動は慢性痛には特に効果的と言われています。はじめは痛い場所を動かさなくても、動かせるところから運動を開始して、痛みは有害であるという信念を変えていきましょう。
院長のプロフィール ➡️ プロフィール
あおふじ整骨院は交通事故治療に重点対応
診療時間、料金、駐車場のご案内
⬇️
ご質問やご予約のご相談
⬇️
交通事故のトラブル等には法律事務所をご紹介します。