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痛くて歩けないの基準は人それぞれ

 
足腰に痛みを抱えている方には、どういった時に痛みが出るのかを質問してみます。

 すると、朝起きた時に痛いけど動いているうちに楽になる人と、歩いているうちにだんだんと痛くなる人がいます。

 動くと楽になる人は、なんとなく運動の効果を実感できていますが、歩くと痛くなる人は、痛みが出るから歩いてはいけない、動きすぎて悪化させてはいけないと強く思っています。


痛くて歩けない患者さん

 痛くて歩けませんという患者さんに、どのくらいなら歩けますか?と質問してみます。

 すると、50m程で痛くて歩けなくなるという人もいれば、30分歩くと痛みがでるという人もいます。

 この差は大きいように思いますが、それぞれに「痛くて歩けない」と思っているわけで、本人の考える基準の違いだと思います。

 
 慢性痛患者には、物事をゼロか100かで判断してしまう「全か無か思考」が共通しており、完全に痛みのない状態を目指すあまり、少しの痛みにも注目してしまう特徴があるといえます。


 今日は50m歩けた、練習してもう少し歩けるようになろうといった前向きな考えがあると、日々の積み重ねで身体はよい方向に変わって行くはずです。


自分の体を守る

 「今日は痛みが強いです」という患者さんの中には、昨日たくさん歩きすぎたからとか、昨日かたずけをやり過ぎたかもといった、痛みが強くなった理由を教えてくれる方がいます。

 自分の考えつく痛みが増した理由を探しだして、それをやってしまったことに後悔してしまうようです。


 痛いところにいつも注目してしまい、足腰に悪そうなことをやってはいけないという考えが増えると、できることがどんどん少なくなってしまいます。


 一時の疲れによる筋肉痛かもしれない、体が慣れれば大丈夫といったようなプラスの考え方にもっていければ、同じ痛みでもその感じ方を弱めることができます。

 脳内の「痛みの興奮」を鎮めるためには、前向きな考えや安心感が大切といえます。


さいごに

 痛みを恐れて何もしなければ何も変化がありません。痛みがあっても出来ることからやってみるといったように考えを少し変えることができれば、行動する意欲がわいてきます。いつも痛みのことを考えるのではなく、今のコンディションを一旦受け入れることから始め行動してみると、心と体の緊張が緩み痛みもだんだんと少なくなっていきます。



        

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