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なかなかほぐれない肩甲骨内側のコリ【3つの原因】


長年の肩こり…
ほぐしてもすぐに元どおり…
肩甲骨周りが固まっている…

「肩や首周りがこってくると頭まで痛くなってきて、すごく嫌な感じ…、
だけど解消法が分かりません」。

このような人がとても多いです。

マッサージですぐにほぐれる「コリ」と、

緊張による「ハリ」。

これらを区別することが大切です。


考えられる3つの原因

ほぐしてもなかなか改善しない頑固なコリには、様々な原因が考えられます。

  1. ストレスによる緊張
  2. 自律神経の乱れ
  3. 運動不足

この3つについて考えてみます。

1: ストレスによる緊張

長年改善されなかったコリや痛みには、神経バランスの乱れが関係していることがあります。

そして、その神経バランスの乱れにはストレスが関係しているケースが多いのです。


たとえば、プレゼンの発表や、スポーツの本番などで緊張したとき、

体にグッと力が入ってしまったという経験はないでしょうか?

これはまさしく、ストレスによって筋肉がこわばり「ハリ」が取れない状態なのですが、

人によっては、このストレス状態が慢性化してしまっている人がいます。

要するに、長期にわたるストレスによって体の力がうまく抜けず、疲労が蓄積されているわけです。


2: 自律神経の乱れ

自律神経とは、自分が普段意識していない無意識の部分をコントロールしている神経です。

  • 筋肉の緊張
  • 血管の緊張
  • 血流の低下

このあたりが、慢性的な肩こりに関係しているといえます。

慢性痛を抱える人の中には、いくつかの自律神経症状を同時に抱える人も多いです。

  • 不眠
  • 胃腸の不調
  • 下痢や便秘
  • 喉の詰まり
  • 頭痛

このような症状が伴う人は、自律神経の乱れがコリや痛みに関係している可能性が高いです。


3: 運動不足

使わない筋肉は衰えます。

そして働きも低下してしまいます。

筋肉にうまく力が入らなければ、頭や腕を支える筋肉が疲労しやすくなります。

その疲労が蓄積されれば筋肉がこり固まり、

それがストレスとなり、

自律神経が乱れると言い悪循環です。


運動は、

  • ストレス解消
  • 身体機能の向上
  • セロトニンを増やしリラックスさせる


などの効果が期待でき、慢性的なコリや痛みの解消に役立ちます。

定期的な運動を習慣にすることが、痛みの予防にもなります。


まとめ

  1. ストレスによる緊張
  2. 自律神経の乱れ
  3. 運動不足

この記事では、上記3つの肩こりの原因について解説しました。

ストレスにより緊張は高まり、
自律神経が乱れ、
運動するのが億劫になる。

このような悪い循環に陥るとなかなか抜け出せません。

最も効果的な対処法は運動です。

少しの散歩からでも良いので続けてみて、少しでも体の変化を感じられたら、

コリや痛みも改善に向かうはずです。

湿布やマッサージもよいのですが、

それと同時進行で、身体の機能を取り戻すことも考え、実践していきましょう。


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ああば秀樹🦴ほねつぎ院長

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