心が痛いってどういうこと?

辛いことや悲しいことがあった時、「心が痛い」と表現されることがあります。


ケガや病気による痛みは誰もが経験したことがあり、感覚的に知っていると思いますが、


その痛みとはいったい何なのでしょう?


国際疼痛学会の定めた痛みの定義によるとこのように表現されています。



「何らかの組織損傷が起こった時、あるいはそのような損傷の際に表現されるような、不快な感覚体験および情動体験」



情動とは、感情に伴う自律神経系の活動やその他の身体的変化のことで、つまり人の感情と痛みとは密接につながっているということです。



ケガや病気などのきっかけがなくとも痛みが生じることがあります。



痛みを想像したり恐怖心を煽られるような映像を見ただけでも脳は反応し、実際の痛みを感じているように活動していることが研究でわかっています。



痛みが長引いたり繰り返したりする人は、痛みに注目しすぎたり心理的なストレスを抱えていることがあります。



そこに目を向けてあげるだけでも痛みが軽くなってくることも多く、痛みを知る上でとても重要なことなのです。