腰痛患者の感情

 激しい腰痛に襲われたとき、「どうして痛めてしまったのか?」「どうしたら治るのか?」といった様々な考えが頭に浮かぶと思います。


 人は痛みが生じたとき、思考を駆使して対策法を探ります。


 その時心では、心配、不安、恐怖といった様々な感情が生まれています。


「病院に行くほどではないけど、悪い病気だったらどうしよう…」


「無理して悪化させてはいけない」など、



頭の中が腰痛のことでいっぱいになり離れなくなることもあります。




レントゲンやMRIの検査を受けて異常が見つからず安心する人もいれば、



骨の変形が見つかり、落ち込んでしまう人もいます。



実は、画像検査をすると痛みがない人にも7〜8割の割合でヘルニアや椎間板変性が見つかります。



骨や関節の変形と腰痛とは相関関係がなく、あまり心配することはありません。



心配が増えると、痛みに注目しすぎてしまい痛みは象徴化され、ますます痛みが増してきます。



多くの腰痛は危険なものではなく、一定の経過を経て良くなっていくことを知り、普段通りに日常生活を送ることで、痛みは自然に消えていきます。