足首が腫れて痛くても異常なし、整形外科で言われる「異常なし」とは?

 ある患者さんからこのような質問がありました。



70歳代のお父さんが1年前に捻挫をしたそうです。



病院などには行かずほっといて治したのですが、



最近痛みが強くなり足を引きずるようになったため、整形外科で検査を受けたそうです。



3つの整形外科に行きましたが、いずれも検査では「異常なし」で治療はなかったそうです。



「すごく腫れていて痛みがあっても異常なしなんてことがあるんですか?」



というのが、患者さんにとっての疑問なのです。




整形外科の検査では、レントゲンに写る骨の状態を見ています。



捻ったことによる骨折がなければ、画像では「異常なし」となります。



怪我をしたのは1年も前ですから、今さら治療もしないということなのかもしれません。



いずれにせよ、構造的な異常がなくても、痛みの原因は何かあるはずです。



しかし、病院ではそこまで見ないことが多く、痛みがあっても異常なしと言われることは多いのです。



お父さんは、もう治らないものだと諦めているそうですが、やはり心配になります。




時間が経過した足首の捻挫は、急性期のように固定して安静というような治療はしません。



当院では、関節の機能を見ていきます。



身体の機能が改善すれば治癒力が正常に働き、



痛みも軽減していくはずです。