近頃は、原因の分からない不調でお悩みの人が増えています。
特に今年の夏は猛暑で家から外に出ない人が多く、自律神経が乱れやすくなっています。
自律神経は人が意識せず、寝ている間も休むことなく働く機能をコントロールしている神経です。
消化吸収、呼吸、心拍数、血流などを調整し、平常時、緊急時とも身体が最適に機能するように働いています。
ストレスによって引き起こされる身体の反応には、咳、高血圧、動悸、胃痛、下痢、便秘、など様々で、その多くには自分の意思ではコントロールできない自律神経の部分が関係しているのです。
その中で、自分の意思でコントロールできるものが1つあり、それが呼吸です。
意識的に深い深呼吸をする事で、副交感神経を優位に働かせ心身をリラックスさせることが可能になります。
緊張している場面など、皆さん落ち着こうとして深呼吸をするのですが、やり方が違っていると効果が半減したり、逆効果になることもあります。
患者さんに深呼吸をやってもらうと、両手を広げて胸を開きながら呼吸をし、たくさん空気を取り入れようと頑張っているのですが、効果的にできていないことがあります。
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呼吸のペースが早い
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呼吸が浅い
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吸うほうに意識が向いている
といったやり方は、リラックスを目的とした深呼吸としては間違いです。
吐く方に意識を向け、肺の中の空気を全て出しきる気持ちが大切です。
肺の中が空になれば、その分の空気は意識しなくても自然に入ってきます。
時間をかけてしっかりと吐き切る。
これができている深呼吸であれば、副交感神経が優位に働きリラックスすることができます。
そして、継続して行うことで、自律神経の乱れが関係している不調が軽くなる可能性があります。