太れない体質の人が太るには?変えるべき5つの【太らない思考】



痩せてるのがコンプレックス…
たくさん食べてるのに太らない…

筋トレもしてるしプロテインも飲んでるけど、一向に太る気配がありません…。

正直、これらは僕自身の頭の中を書いたのですが、同様の悩みを抱える人は少なくないと思います。

このような人が太るには、今持っている思い込みを捨て、思考を変える必要がありそうです。


現在の僕は、身長177cm、体重62kgの痩せ型です。

これは、身長の伸びが止まった18歳の時とほぼ一緒の数値。

子供の頃から「痩せてるね」と言われるのがすごく嫌で、コンプレックスでした。

この記事では、太れない人が持っていると思われる5つの思考をご紹介します。

①たくさん食べてると勘違い
②本能でなく思考で食べる量を決めている
③プロテインも効果なし
④間食するときは次を考える
⑤飲み会で痩せる

これらについて解説します。


①たくさん食べてると勘違い

痩せてる人のお決まりの文句が、「たくさん食べてるけど太れない」ではないでしょうか。

でもこれは、単に「自分の思い込み」の可能性ありです。

例えば僕の場合ですが、

  • 外食などでたくさん食べてるつもり
  • その気になれば結構な量を食べられる
  • 自分の中の基準で食べる量を決定

こうした思い込みができてることに気づきました。

早速、順番に解説します。


外食などでたくさん食べてるつもり

例えばファミレスなどに行ったとき、

  • カロリーが多そう
  • タンパク質多め
  • 大盛りを注文

食べたいものよりも、上記のようなメニューを頼んでしまいます。
そして、「これで体重が増えるかも」と何となく期待します。

でも冷静に考えてみると、ファミレスのメニューから選ぶ一食分は、
僕より身長が20cmも低い女性などでも、同じく食べている量です。

それなのに、「自分にしては食べている」という感覚で、たくさん食べてる気になっています。

要するに勘違いの1つといえますよね…。


その気になれば結構な量を食べられる

お酒の席ではアルコールの助けがあり、いつも以上に食べれます。

最近だと外食に行って、娘が残したものなども僕が食べます。

もともとは食べられる方なんですよね。

そんなところから、自分の中の印象では「結構食べてる」気になってるのですが、
普段の食事だと腹八分目の手前で、「もう十分」になります。

「まだ入るけどもういいや」
「普通に食べたし」の思考。

最近特にですが、腹いっぱいにしたいとは思えません。


自分の中の基準で食べる量を決定

結婚する前に一人暮らしをしてた頃は自炊をしてました。

「お腹がいっぱいになるまで」ではなく、
「自分の食事量はこれくらい」と、事前に用意した分だけ食べます。

そしてその感覚が染み付いています。

最近驚くのが、ダイエット中の女性が「ダイエット中の食事」を写真でアップしてるのを見たとき。

「僕の一食分」として考える食事量とほぼ同じなんですね。

ダイエット中の女性の食事量 = がんばってない時の僕の食事量

が現実。

SNSが普及した昨今、このことにようやく気づくようになり、

自分が思ってたほど食べてないことが浮き彫りになったわけです。


② 本能でなく思考で食べる量を決めている

  1. 空腹を満たすため
  2. おいしさの報酬を得るため

食欲を満たす行動としては、この2つです。

さらに、「1日3食を決まった時間に食べる」のような「習慣」もあります。

僕の中では、
  • 朝は、ちょっとお腹に入れればいい
  • 昼に食べすぎるとその後の食欲に影響
  • 夜にたくさん食べる

長年この思考です。

このような価値観に縛られて、「自分は普通に食べてる」と思ってるんですね。

ただ、繰り返しになりますが、他人の食事をSNSで見たときに「自分は食べてない」のが客観的に分かるので、

そこでやっと、「これじゃあ太らないはずだ」と気づくわけです。

結局のところ、自分が人間の持つ欲求である「食欲」よりも、「太らない思考」に従って食べてるんだと思うわけです。


③プロテインも効果なし

太りたい多くの人が考えそうなのが、
「筋肉をつけて重くなる」ではないでしょうか。

僕も以前から、高タンパクの食事、プロテイン摂取、筋トレなどを意識してきました。

ウェイトアップ系のプロテインを飲んでいたこともあります。

しかしながら、ここでも頭で考えて摂取する思考が邪魔をしてしまいます。

プロテインを飲んだことで安心 → 食事や間食の量が減る → プロテインが無意味

このような結果です。

食事量を増やし、さらにプロテインで補助してようやく効果が出るんですよね。


太りたくて「どか食い」し、失敗した経験のある人に向けた記事はこちらです↓

【関連記事】
太りたくても太れない人は「どか食い」しても逆効果な3つの理由


④間食するときは次を考える

僕も間食はします。
でも基本的に、時計を見て食べます。

帰って夕飯を食べる時間が21時前後。

それに合わせてお腹が空くように調整します。しくじると、夕飯をおいしく食べられないので。

たとえば、
「今の時間に食べるならせんべい2枚」
「チョコパイなら2個まで」
など。

必要以上に食べたら「夕飯の時間までに空腹感が出ないかも」と不安になるため、

タイミングを逃し遅い時間になった時は、「せんべい1枚でも多すぎ」と思ってしまうわけです。

ちなみに時計を見るのを忘れることもあり、するとお腹が「グー」となってやっと、「何か食べなきゃ」と気がつきます。

常に頭で考えて食べてます。


⑤飲み会で痩せる

最近はほとんどなくなりましたが、以前は仕事の後に飲んで帰ることが頻繁でした。

お酒は好きなので、飲み過ぎることも多く、酔ってる時は、次の日の事など考えませんから、

注文したものが運ばれてくると、際限なく食べたりします。

多くの人は、このような生活が続くと太るのだと思います。

ところが、たくさん飲んだ後は痩せます。

なぜなら、二日酔いと食べ過ぎの反動が大きいから。

飲んだ次の日は、

朝食を何とか食べ、
昼食は残し、
夕飯もいつもよりも少なめ。

夜に体重計に乗ると、いつもより少なくなってることが多いです。


まとめ

「太りたい人が太れないのは思考のせい」だと考え、僕の5つの思考をご紹介しました。

①たくさん食べてると勘違い
②本能でなく思考で食べる量を決めている
③プロテインも効果なし
④間食するときは次を考える
⑤飲み会で痩せる

要するに、食べても太れないと思っているのは勘違いで、「食べてるつもり」になってるだけなんですよね。

たまにたくさん食べたりプロテインを摂取するとそこで安心し、他で食べる量を減らします。

結局のところ、自分では食べているつもりでも、実際にはそんなに食べてません。
1日トータルの摂取カロリーが増えないので、太れるわけがないんですよね。

30歳前後の頃は、食欲と運動量のバランスがうまくいき、少し増量してましたが、

40歳半ばの今は、運動量を比較的保ちつつ食事量が減っているので、また痩せました。

そういったところから、しっかりと食べれば太るのだと思います。

ここまでが自己分析した「太れない思考」です。

最後に、「食べてないのに痩せない」人は、この記事の内容とは反対の思考を持っているのかも知れませんね。


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