- ネガティブな感情によって痛みが強くなる仕組み
- 前向きな考えで、痛みを軽くするコツ
脳の扁桃体が興奮すると痛みが強まる
心の痛みと身体の痛みは同じ痛み
マイナス思考が痛みを強める
要するに、痛みのことを常に考えたり、考えが後ろ向きになる人ほど、痛みを強く感じるようになります。
するとそれが常態化し、痛みが慢性化してしまうことがあるのです。
扁桃体の興奮を沈めるには、前向きな考えとそれに従った行動が重要です。
前頭葉が痛みの興奮をコントロール
これは脳の前頭葉が扁桃体の働きをコントロールしているからです。
そしてこれは、不快な感情に関しても同じなのです。
いつも痛みのことを考え不安や恐怖を感じていては、
そのストレスで脳は疲労し、前頭葉もその働きを低下させてしまいます。
すると扁桃体の暴走は止まらず、前頭葉の働きが及ばなくなってしまうのです。
そういったところから、「きっと良くなる」といった思考や、
「怖がらずに行動する」ことが重要になってきます。
恐れず動くことが安心につながる
痛みにとらわれ過度に不安になってしまうと、痛みの興奮をコントロールすることができません。
痛みを恐れると動けなくなってしまいます。
その反対に、痛くても動けることが安心につながります。
そういったところから、痛みに恐れ過度に不安になってしまうと、うまく痛みの興奮をコントロールすることができません。
その反対に、「痛くても動ける」ことが安心につながるのです。
そういったところから、痛みを恐れず行動することが大切で、
このような思考と行動が、痛みを早く改善に向かわせるのに、最も必要なことだといえます。
まとめ
不安と恐怖で動かず横になっている人と、恐れず行動する人では、
その後の治りに大きな差が出てきます。
そこには脳の働きが関係していて、
正常に機能しているかしてないかによって痛みの感じ方が変わります。
重大な疾患が関わっていない痛みなら、動いて治すのが最も効果的。
歩くことが、痛み対策には効果的です。
それに、自分で治したという経験と自信は、その後の人生にもプラスに働くはずです。