正しいことは人それぞれ

「上司はこうあるべき」「男は弱音をはいてはいけない」「妻はこうあるべき」など、世間的に正しいとされていることや、自分がそうだと思っていることなど、人には無意識に良いこと悪いことを判断している基準があります。


このようなこだわりが強いほど、「あの人はおかしい、間違ってる、普通はこうだろう」という反発の気持ちがわいてきます。


そして、そのこだわりに反してやらない相手やできない自分を責め、否定してしまいます。


たとえば、職場では上司が若手社員に対して、「今の若者は言われた仕事しかやらない」と不満に思います。


その上司に対して部下は、「やってないと注意されたが、やり方を教わっていない」と理不尽さを覚えるかもしれません。


上司にとって、「仕事は見て覚えるもの」という基準があり、部下が自分から動くのを期待していたのかもしれません。



お互いの仕事に対する考え方や正解が違うため、行動を変えさせようと相手に話をし状況を変えようとしたところで、一時的に良くなったように見えても根本は変わらず、お互いの不満は解消されません。



相手を変えようとするストレスは大きく、お互いの我慢がつづく環境が長引けば、心身ともに緊張した状態がつづき、身体を壊してしまうこともあるでしょう。



物事の正解は人によって違うことを理解し、柔軟に考えて行動することができれば、自分に余裕ができ相手にも優しくできるのだと思います。